化学分野の特許取得には、化学特有の問題が多数あります。化学分野の特許明細書は、誰でも書くことができると思われがちです。しかし、一見して整ったように見える明細書であっても、権利が取得できるものでない、取得できたとしても権利範囲が狭くて有効性が低い、係争において耐え得る内容ではない、侵害立証が容易ではない、などといった明細書であることが多々あります。
G-chemical『には』、化学分野の豊富な経験と実績がございます。発明を多角的に捉え、G-chemicalにしかできないご提案や、サポートでクライアント様の権利取得に貢献いたします。
対応範囲
G-chemicalは、化学分野をベースに発明を捉えることを得意としております。
さらに、化学をベースとすることで、「化学と構造」などの複合技術への実績も持ち合わせております。
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基礎化学品
有機合成 / 高分子化学 / プラスチックス / 化学工学 / 生物化学 / 界面活性剤 / 触媒 / 有機化成品
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複合素材構造物
塗料 / 溶剤 / 接着剤 / 粘着剤 / フィルム / ラベル / 繊維(天然繊維・合成繊維) / 不織布 / 有機材料 / 無機材料 / 電池 / ゴム / エラストマー / 金属 / 合金 / 印刷技術/光学製品(レンズ等) / 半導体デバイス / ナノ粒子 / 建築材料 / 建築工具
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ライフサイエンス
医薬品(外用剤・内服薬) / 農薬 / 忌避剤 / 化粧品 / 香料 / バイオテクノロジー(植物・微生物) / 食品(調味料・飲料・矯味剤) / 機能性食品素材 / 食品添加物
化学分野特有の問題と
G-chemicalに
依頼するメリット
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問題
01 サポート要件の指摘が多い -
化学分野においては「実際に実験してみなければ分からない」という原則があり、いわゆる「サポート要件」を満たさないとする拒絶理由が多いことが一つの特徴です。一つの実施例で使用されている成分に代えて、一般的に使用可能と考えられる成分を明細書中に例示列挙するだけでは不充分な場合が多くなっています。このため、明細書での対策が不充分であると予想外に権利範囲が狭くなってしまう可能性があります。
G-chemicalなら…
サポート要件を満たす提案・記載が可能です
サポート要件を満たすために取得すべきデータの提案が可能です。また、データの準備が困難な場合である場合はヒアリング等を通じて代替案を提案いたします。
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問題
02 先願に開示が多い -
先行文献には、実施例で使用している成分の代替として考えられる成分がたくさん記載されています。問題01のように化学分野ではやってみないと分からないものの、代替可能性は先行文献に記載されていることで拒絶されてしまいます。このため、先願に記載のない事項について、構成成分やその含有量を特定して正面から権利化を図ることは極めて困難となります。
G-chemicalなら…
化学分野の特許取得のための蓄積されたノウハウがあります
G-chemicalは化学分野について25年以上の特許取得のためのノウハウがございます。豊富な経験や実績を活かし、クライアント様の特許取得へ向けて様々な手段を尽くします。
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問題
03 侵害立証が困難 -
化学分野では、他社製品の部品において、含有成分やその含有量、性質等を分析することは極めて困難な場合が多いです。
G-chemicalなら…
侵害立証が容易なクレームドラフト能力があります
侵害立証が容易なクレームおよびデータ取得の提案が可能です。
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問題
04 侵害回避が容易 -
問題01のサポート要件の指摘の多さや、問題02の先願に開示が多い点に対し、適切に対応可能な戦略を持たない場合、特許取得できたとしても必要以上に権利範囲を狭くしてしまう懸念があります。第三者の侵害回避が容易な特許となってしまう場合が多くなります。
G-chemicalなら…
権利範囲を確保するための化学的知識が豊富です
侵害回避困難性を考慮した権利範囲を確保するための科学的知識があり、そのためのクレーム提案や明細書作成、データ取得提案を行うことが可能です。
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問題
05 特許侵害で訴えられた際の防御力が弱い -
化学分野では1つの製品を1つの特許でカバーすることが可能であり、1つの製品をカバーする特許数が少なくなっています。このため、特許侵害で訴えられた際に訴え返す特許や交渉のための特許を持ち合わせていないことが多く、対抗可能な手段が限られる懸念があります。
G-chemicalなら…
多角的に発明を捉え、対抗手段となり得る権利を取得します
様々な観点から発明を捉え、複数の発明や対抗手段となり得る権利を取得する能力があります。
実績
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受注総件数に占める
リピート件数※2223 件
(95%) -
リピート数の推移※
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多数の海外実績
50 カ国
以上
※2013年1月~2018年7月までの5年間の受注総件数より、2回目以降の受注を算出